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    Author: Ka-kun & Ananya
    現在アメリカの片田舎に在住。音楽とサッカーとB級グルメをこよなく愛する2児の父&そんな私をいつも陰から支えてくれるうちの嫁さんです。

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Bobby Mcferrin 〜Natural Wonder〜

2005年04月07日[18:08:08]
Bobby Mcferrin (Apr 7 2005)
Duke University Page Auditorium
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 彼は間違いなく本物の声の天才だ。一人ヴォイセストラといわれる何種類もの発声法をもつ彼の声はただ歌うだけにとどまらずグルービーなベースから美しいバイオリン、バネの利いたドラムから野獣達の遠吠えへと、曲の中で変幻自在に飛び回り観客を魅了していく。Dont Worry Be Happyは彼の最大のヒット曲で日本でもCMで使われていたので知っておられる方も多いと思うが、10のグラミー賞を持つ彼はChick CoreaやHerbie HancockといったJazzの巨匠達と声一つで壮絶なバトルを繰り広げているばかりか、世界的チェロイストYo-Yo Maとのコラボではクラシックの名曲を歌い上げ本来彼の持つ美しく透き通った歌でその実力、懐の深さを遺憾なく発揮している。
 
 そんな彼が我が大学にやってきた。それもたった一人でやるから当然セットリストなど存在しない。彼の思いついたところにメロディーは飛ぶ。すべては即興である。
 
 彼は優れた歌い手であると同時にすばらしいInspirational leaderでもある。本日も次々に観客をステージに上げその歌声に合わせてアドリブで音をかぶせていく。すると何の変哲もなかった歌は突然命が吹き込まれたように生き生きとしてくる。さらに会場全体の観客を二つにわけ簡単なベースパートやスキャットを歌わせながら自分は自由に歌ったり、逆に観客に簡単なメロディーを歌わせ自分はファンキーなベースを歌ったりまったく飽きさせる事がない。もちろん彼一人での胸をたたくパフォーマンスにのせたBlackbirdやAve Mariaもすばらしかったが、Rockのそれとはまた違う観客と一体となった90分以上に及ぶステージはぶち楽しかった!
 
 これは余談だが、観客の積極性がこのコンサートを支えていた事も間違いない。これは文化の違いとしか言いようがないのだが、下手であろうとなんであろうと前に出て楽しむ事の出来るアメリカ人の積極性はある意味すごい。横に座ってたつるっぱげ親父とか突然Ave Mariaを一緒に歌いやがってこれがまたひどい。こっそり隠し撮りをしていた私は「首閉めちゃろうか、このハゲ!」と思ってしまいました。昨年彼はたった一回のコンサートのために来日したらしいが日本でのコンサートはどうじゃったんじゃろう?

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