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Butterflies and zebras and moonbeams and fairy tales That's all she ever thinks about riding with the wind.
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Author: Ka-kun & Ananya
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2006年03月31日[14:11:29]
![]() ワシントンまで桜を見に行ってきました。開花予想もちょどピークらしく、期待大!大!大!車で4時間ほどのドライブですが、何せ都会なので、渋滞に巻き込まれるのは避けられないはず。余裕を持って出かけましたが、やっぱり車、多かった〜。運転していた主人はきっと神経使ったことでしょう、お疲れ様。 さて、桜はごらんの通り。枝も満開の花でたわわになっていて、それはそれは豪華な枝ぶりでした。が、なぜかそんなに感動を覚えなかった私と主人。「どうしてかね〜?」やっぱり日本的な情緒に欠けているからでしょうか?期待していた風情でなかっというか構図が違ったというか。 ![]() ひなこはお父さんとずっと一緒にいられて嬉しかったはず。木にも登ったし、地下鉄にも乗って、それが地上にも出てきたし。 ![]() でもでも、George Townで食べたイタリアンはかなりおいしかったので、それだけでも大満足な旅行となりました。ほんとに久しぶりにおいしかった。イタリアで食べたときと同じマンマの味で感動しました。やっぱりそうなんですよね。イタリア料理って素材の味を生かす料理なんだと再確認!日本やアメリカで食べるイタリア料理ってにんにくがかなり利いていて、違うんですよね〜。それにしてもおいしかった。 ![]() ランチのバッフェがあったのですが、バッフェなんて呼んでいいの?といわんばかりの贅沢なバッフェでソースがまたおいしい!パンでぬぐって食べるほどでした。グルメなひなこも大満足なお顔。 ![]() ![]() お店はこちら。Geroge Townのブティック街にあり、お隣はラルフローレンのスポーツRUGBYができてました。 ![]()
2006年03月30日[12:01:36]
![]() 今日は雲一つないお天気で、絶好のお花見日和でした。アメリカなのに、こんな豪華な桜の木の下でお花見なんて、贅沢な一日。桜吹雪の中だとお昼ご飯もなお一層おいしく感じられました。お昼はポットラック形式。さすがはお料理上手な日本人ママ達。「旦那様に悪いわね」と皆のたまう…ほどのおいしさ。 ![]() ひなこもかなこも終始ご機嫌。 ![]() 公園内には芝生の広場といくつかの池、庭園、たくさんの花壇と噴水があり、お花も四季折々に植えられていて、今は桜とチューリップ、水仙、ヒヤシンス、が咲いていて、(なぜか椿)、去年美しかった藤棚の藤の花はまだつぼみでした。子供たちはとにかくこの広い芝生の広場で思い思いに駆け回り、転がったり、電車ごっこしたり、木に登ったりととても楽しそうでした ![]() もちろん、帰りの車の中で子供達は爆睡。遊び疲れたあとの心地よい眠りはきっと気持ちのいいものなのでしょう。満足そうな寝顔でした。
2006年03月19日[14:28:45]
金曜日から風邪ひいてしまったかなちゃん。嘔吐と下痢で毎日母とともに汚物まみれになっていましたが、日曜日のお誕生日にはようやく熱も下がり、少し食欲も出てきた様子。お姉ちゃんの食べ残しのおにぎりをわしづかみして食べていました。
![]() そのかわいらしいこと。それまで、ほとんど吐いていて食べれなかったので、お行儀悪いのは分かってても、私たちにはとても微笑ましくて、ほっと安心した一瞬でした。 そこで、ささやかながら家族だけでお祝いをしました。 ハッピーバースデイの歌を歌うと、自分が主役だと分かるらしく、ご機嫌になるかなちゃん。ろうそくはもちろん、お姉ちゃんが横からぬ〜と現れて吹いてくれました(狙っていたな〜)。 ![]() 思えば1年あっという間でした。二人目ってほんとに育つのが早いんですね。気が付くと離乳食も後期(ちょっとペース早いんだけれど)、ハイハイし始めたかと思うと、お姉ちゃんを追ってつたい歩き。赤ちゃんではなくなってきています…。もう少し赤ちゃんでもいいんだよ〜とつい言葉に出るあたり、すでに末っ子としてかわいがっている???何はともあれ、すくすくとお姉ちゃんとともに育っています。 日頃、宗教の力とか強く信じる方ではありませんが、自分たちが大きな事故や怪我もなく平穏に過ごせているのは、ご先祖さまに守られているから?遠く離れた日本で家族が自分たちの無事を祈ってくれているから?と感じずにはいられません。異国の地でこうして平和に楽しく日々過ごせていること、きっと幸せなことなのでしょう。お札やお守りを送って下さった叔母様や両親、ご先祖さまや御仏壇にいつもお参りして下さっている二人の信心深いおばあさま、感謝の気持ちを上手に伝えるのは得意ではありませんが、とても感謝しています。この場を借りてお礼を述べさせてください。
2006年03月18日[17:07:53]
子供と遊ぶとき、たいていクラフトでモノを作ってあげたりするのは、私の役目であることが多かったのだけれど、今日は珍しく主人が工作をして作ってくれました。
作ったものはなんとギター。 平素より音楽、ギターをこよなく愛する彼、作るものも妥協は許しませんでした。本来のギターの構造とその原理を曲げずに、基本に忠実に弦を輪ゴムをカットして1本の線にし、張力で音階ができるようにしていたのです。びっくりしました。あんまり引っ張りすぎて、ゴムが何度も切れて、本人も切れかけてましたが、なんとか4本の弦のギターが完成!日頃、お父さんのギターを弾く姿を見ていたひなこは、おもしろいほどに真似をしてくれて、私たちを楽しませてくれました。子供って親のこと、よく観察しているもんですね〜。 もうこれで、「ギター弾いたらうるさい!」なんてひなこに怒られることもなくなりそうですね。 ![]() BGMは John Lennon "Acoustic" お父さんと子供が遊ぶ風景にぴたりなCDでした。
2006年03月17日[17:22:01]
日曜日のお誕生日を前に、ママ友達とその子供達14人でお誕生日会を開きました。前日まで比較的元気だったのに、その当日の数時間前になって、だんだん元気がなくなってきて、どうやら風邪をひいてしまったよう。仕方がないので、別室でできるだけお昼寝をさせて、ケーキのときだけ起きて参加するようにして、始めました。
12時を過ぎて、徐々に集まってきたいつものお友達。わいわいしながら、たくさんの風船を膨らませて部屋に飾ったり、ティアラをみんなでちょきちょき、ぺたぺたしながら画用紙で作ったり、窓に貼った画用紙にクレヨンで絵を描いたり。はたまた、お部屋遊びに飽きたら、近所の池までお散歩してカナディアングースにえさをあげたり。 お料理はちょっとがんばってイタリアンでおもてなし。カプレーゼとジャガイモとローズマリーのローストで前菜、ラザニアとアマトリチャーナ、ジェノベーゼのパスタ2品。デザートはババロアのシャルロットにしました。せっかくたくさん作ったのに、残念、写真が1枚もありません。というのも、かなこが起きてきてからはずっと抱っこしていたので、…。 せっかくのお誕生日会だったのに、すっかり風邪で弱ってしまったかなちゃん。それまでは、ハッピーバースデイの歌を歌うと自分のことだと分かるらしく、大はしゃぎしていたのに。代わりにローソクを消したのは、まぎれもなくお姉ちゃん。すっごく嬉しそうでした。日曜日の本番までは治ってくれるといいなあ。 ![]() なぜかみんなが帰った後に少し元気になったかなちゃん。
2006年03月16日[17:36:42]
2006年03月15日[18:46:31]
2006年03月13日[18:58:08]
![]() 禁断の世界〜それは怪しくも聞こえる大人のお人形という遊び。子供に洋服は作っても、お人形に作ってあげるのはどつぼりそうだからやめようと思ってましたが、とうとう作ってしまいました。日本でも流行っているマドレーヌちゃんのお友達ダニエルちゃんに「ドレス作って〜」とひなこが言うもので…。 お人形のお洋服作りって奥が深いんですよね〜。そんでもって、楽しいんですよね〜。何でもミニチュアなわけですから、余計にかわいく見えるんですよ。今日本で流行っているブライスというお人形。興味があっていろんなサイトにお邪魔しているんですが、お洋服や小物を手作りで作っている方とかおられて、とにかくすごいんです。下駄や浴衣や網タイツやブーツ、中にはソファーまで作っていらっしゃる方がいて、もうびっくりです。お洋服の小さなベルトやポケットの小さなパーツまでちゃんと付いていたり…。 お人形を愛しているからできる技なのか、作ることが好きだからなのか…。私の作ったドレスなんて、それらに比べたら簡単なものです。でもいつか、コートとか作ってあげたいな〜と布まで買ってしまい、すっかりやる気??
2006年03月09日[00:54:53]
JOAO GILBERTO Japan tour 2003
パシフィコ横浜・国立大ホール 2003.9.15 ![]() 01. Samba de uma Nota So 02. Wave 03. Carnaval da Vitoria 04. Bolinha de Papel 05. Pra Machucar Meu Coracao 06. De Conversa em Conversa 07. Acontece Que Eu Sou Baiano 08. Samba do Aviao 09. Preconceito 10. Pra Que Discutir com Madame 11. Corcovado 12. Disse Alguem (All of Me) 13. Falta-me Alguem 14. Foi a Noite 15. Adeus America 16. Desafinado -----encore---- 17. Felicidade 18. Ligia 19. Isto Aqui o Que E 20. Retrato em Branco e Preto 21. O Pato 22. Samba da Minha Terra 23. Sem Voce 24. Estate ----Joao、ステージ上で約20分間フリーズ---- 25. Um Abraco No Bonfa 26. Chega de Saudade 27. Aquarela do Brasil 28. Garota de Ipanema ネタをふられたので2年半前の事を回想している。 あのときの事はいまでも昨日の事のように思い出す事が出来る。 いつか記録に残しておきたいと思っていたのでこれを機になるべく丁寧に書く事にします。 会場にはまさに ”JOAO VOZ E VIOLAO”、Joaoの声とギターだけが優しく鳴り響き、おそらくほとんどの観客が涙を流していたと思う。自分が奇跡的な瞬間に立ち会っている事を噛みしめながらそこにいた。 開演前から会場には異様なまでに張りつめた緊張感が漂っていた。 ボサノバの神様。奇跡の初来日。神の声で世界中の人を半世紀近くも魅了してきた天才。そして数々の奇行により作り上げられてきた伝説。それらを知るずっとJoaoを待ちこがれた人たちだけがそこに集まっていたと思う。 「アーティストの都合により開演が遅れています。」 「ジョアンはただいまこちらへ向かっております」 というアナウンス。 観客席には「やっぱし遅れるんか〜」、というざわめきと、「でもコンサートはやってくれるみたいじゃ」という安心感が同居する。 しばらくして 「本日はアーティストの希望によりエアーコンディショニングを止めさせていただきます。非常灯も消灯いたします。」 というアナウンス。会場がふたたびどよめく。 間もなくして会場の照明が消え、ステージ上にともされるわずかな光りだけとなる。そしてJoaoがギター一本だけ抱えステージに現れた。それまでの静寂を打ち破る大歓声と拍手の嵐。 軽く手を上げて椅子に座り軽くチューニングをした後「Samba de uma Nota So」のノートを奏で始めた。夢のような時間が始まった。 息つく暇もなく次々と歌い続けるJoao。途中何度もチューニングをなおしながら声とギターだけの優しいハーモニーが会場を包みこむ。ギターのリズムとJoaoの歌は全く違うリズムを奏でているが全く乱れる事がない。完璧な静寂、異様な熱気、弦をはじく右手の指の一本一本のリズムの強弱すら聞こえてくる。いまにも壊れてしまいそうな緊張感と究極のリラクゼーション。会場中のすべてが調和していく。 短い休憩を挟みさらに歌い続けるJoao。どこまでも優しく、そして悲しみをたたえてJoaoは歌い続ける。知らぬ間に目から涙があふれていた。まわりからもすすり泣く声が聞こえてくる。それでもJoaoは歌い続ける。世の中の悲しみをすべて背負ったかのように…。 そしてアクシデントがおこった。「Estate」を歌い終えた後、Joaoは完璧に動かなくなってしまった。後にフリーズタイムとして伝説となった20分あまりの時間の停止。途中スタッフが安否を確かめに来ると軽く手を挙げて答えるJoao。そしてまた停止。その間観客は全員がスタンディング・オベーションを続けていた。まるで燃え尽きてしまったかのようにステージ上でうなだれるJoaoをスタッフを含め全員が見つめ、励ました。 突然顔を上げ、観客に向かい軽く手を上げた後「ボンファに捧ぐ」が始まった。再び一斉に静まり返る会場。会場にいたほとんどの人が泣いていたと思う。全身を振り絞り、ほんとに消えてしまいそうな声で歌い上げた最後の4曲。今思い出しても涙があふれだしてくる…。 純粋に音楽でこれほどまでに感動した事は後にも先にもこの時しかない。そこにあったのはJoaoの声とギター、そしてJoaoを愛するすばらしいスタッフと観客だけ。 後に知ったのだが20分の静止の間、Joaoは会場にいる観客一人一人に「ありがとう、ありがとう」とお礼をいっていたのだと言う。 歴史上幾度となくきえてしまいそうになったBossaNovaという音楽。 ラジオさえ聴かず世界の音に耳を塞ぎかたくなまでに自分の信じる音楽を守ってきたJoao Gilberto。 異国で生まれ、歌詞もわからず、究極にまでそぎおとされたシンプルな音楽がこれほどまで我々日本人の心をとらえて離さないのはなぜだろうか? すべての答えは奇跡を生み出したこの空間の中にあった。 追記: 一年後、Joaoが再来日を果たした。あの感動を再び求めてアメリカから強行スケジュールでコンサートに行った。音も格段に良くなり素晴らしいコンサートだった。しかし残念ながらそこには初来日時に体験したような奇跡的な空間はもうなかった。Joaoも観客もお互いを知ってしまったからだと思う。 だからこそ初来日コンサートは伝説となった。 この日この場所で体験したJoaoが与えてくれた至上の感動は今も私達の心に生き続けている…。 Kaz
2006年03月07日[14:23:07]
つくづく子供と遊ぶの下手だな〜って思うこの頃。
何かいい遊びないかと考えていたところ、実家の母より「千住家の教育白書」という本が送られてきました。なんでも、長男さんは日本画家、次男さんは作曲家、末っ子の娘さんはヴァイオリニストという3人の世界的芸術家を育てられた母、千住文子さんの記録。 ![]() おもしろそうで、読んでみると、なかなか痛い一言、二言三言書いてあります。以前ご紹介した「子供へのまなざし」と同じ〜子供は神さまからの授かりものであると同時に預かりもの。神聖なる子供たちを見守るくらいの謙虚な気持ち、私利私欲を捨てた献身的な愛でもって育てるという考え方でした。全く持ってその通りだと思います。けど、正直、これって結構難しいんです…。まだまだ未熟な母親ですね。 んでもって、少しでも真似してみようと、文子さん流遊び方をしてみました。窓に白い紙を貼って、一緒にお絵かき。やり方を変えるだけで、こんなにひなこが生き生きするなんてびっくりです。ちょうど雨が降っていたので、雨雲を描き、傘を持った自分や家族、かみなりさんやそのおうち、虹も出てきて、何だか楽しくなってきたぞ。そしてひなこの思いつくように絵を描いてあげたり、塗らせたりしてると、だんだん想像が膨らんできたのか、「あれも描こうよ、これも描こうよ」大喜び。それは作り話だったり、現実の話だったりで、大成功!! 明日は何して遊ぼうかな?? ![]()
2006年03月04日[13:08:28]
1日遅れのひなまつり。
そろそろひなこも日本のプリンセスとプリンスだよという言葉に興味を示しました。何でドレスじゃないか?何でだろうね〜(^^) ![]() 我が家にはそれらしきお人形がないので、お友達のお家であったパーティに行ってきました。といっても、残念ながらかなこは風邪で行けず、私とお留守番。ポットラックだったので、ケーキとお寿司を持たせました。中は旬な苺のムース。生クリームのデコレーションはゆるゆるでかなり慌てました。ほんとにアメリカの生クリームって扱いにくい!!日本の脂肪分40%と比べると脂肪分がたったの8%しかないんです。異常なまでにFatを気にするアメリカの食品メーカー。non Fatにして砂糖たっぷりで消費者の心を掴むってのはどうかな〜と思うんですけど。とりあえずケーキの上に乗っているお雛様とお内裏様。日本のクオカhttp://www.cuoca.com/ というお菓子器具など全般を取り扱う通販のサイトから注文、義理の母にお願いして送って頂きました。 ![]()
2006年03月04日[03:21:22]
Chris Duarte Group
17 Feb, 2006, at Double Door Inn, Charlotte, NC ![]() Guinnessを飲みながら壁にかけてあるかつてここで演奏したブルースの達人達の写真を眺めてみる。古くはClapton, Buddy Guy, Roy BuchananからSRV、最近ではKeb' Moなんかの写真もある。若き日のSteivie Ray Vaughanがこのパブで演奏していたと考えるだけで鳥肌が立ってくる。そう、ここはまるでLive at the El Mocamboのような雰囲気だ。薄暗いタバコの煙に包まれた小さなパブで火花を散らすようなギタープレイをみせていた若き日のSRVの姿が想像の中のChris Duarteと重なる。今夜Chrisはどんなステージをみせてくれるのだろうか? こんな田舎の小さなBluesPubにアジア人(と見られていたかどうかは?。というのは自分はよくラテン人に間違われる。メキシカンからすらオラ、アミーゴと良く話しかけられる)がいることがめずらしいらしく皆が声をかけてくる。 「What's up、Chrisをみにきたの?」 「もちろん。Chrisみたくて日本から来た。(またまたウソ)」 「お〜、そりゃあすげえ。Chrisのギタープレイはすごいぞ。」 なんでもこのおっさん、ジモティーでここでChrisをみるのはかれこれ4回目らしく、目の血走った私と違いビリヤードなんかしながらくつろいでいる。 「やつは今ノリにのってるよ。あんなギタープレできるやつは世界中にChrisしかいねえ」 そして話す人みんなが口々に言う。 「彼はNice Guyだ」 と。どう"Nice Guy"なんかようわからんがとにかくいいやつらしい。 そうこうしているうちにステージ開始のアナウンスがあった。 おっと、前いかにゃあ、とステージのほうへに向かう。カウンターの裏から普通にChrisが歩いてくる。お〜、そこにかくれとったか〜。客席からは大歓声。といっても小さなパブ。観客は50,60人ぐらいだろうか。 わずか3m足らずの距離に自分のギターの神様が立っている。これは夢なのか〜。 愛機の'63 Fender stratcasterを手に取ると「Good Evening, Buenas noches. I'm grad to come back here again!」と軽くあいさつ。(DuarteというのはSpanish Nameである。Texas出身の彼はラテンの血をひいているのだろう)そしてバンドの方にちょっと目くばせをして「People Say」のリフが始まった。 「わちゃ〜〜〜〜〜@#$%&?!」 もうわけのわからん雄叫びをあげるわし。 熱い、なんて熱いギタープレイだ。 正直アルバムから受ける印象はもっとクールにひくギタリストのイメージだった。しかし実際はまさに全身からほとばしるエネルギーをギターにぶつけ、魂が乗り移ったかのような凄まじいギタープレイだ。時には火花を散らすように激しく、時には恋人の髪を撫でるように優しく気高く美しく…。とにかく言葉ではうまく説明できないが、ギターを弾く事とはこういう事なんだなあと今更ながら強い衝撃を受けた。1stセットは自分は今ジミヘンを体験しているのかと錯覚してしまうようなエフェクターを駆使した長いImprovisationで幕を閉じた。 すでに放心状態。 頭の中のすべてがぶっ飛んだ。これはもう立派なDrugである。Chrisの事は知らなかったが絶対ええからと一緒に連れてった友人も「最高!人生最高の日や!」と叫んでいる。 そしてChrisがstageをおりてきた。おっと、ギターにサインしてもらわなきゃ!我を取り戻しChrisに近づく。彼は歩きながらごくふつ〜に観客と談笑している。なんて事だ!何人かがChrisと言葉を交わした後、Chrisと目が合う。 「ども〜。こんにちは〜」 とクリス。 「えっ?(今ども〜っていわなかったか??)」 そう、そのときは知らなかったが日本人の奥さんを持つ彼は日本語を少し勉強しているのだ。この一言で一気にクリスとの距離が縮まった気がした。 「I have been dreaming of meeting you since you released "Strat Magik". Tonight, dream comes true! I saw Jimi? No! I saw SRV? No! I saw Chris, that's you!」 と、なぜか得意でない英語がぺらぺら出てくる。これもChrisのども〜マジックのおかげだ。そしてクリスと熱い握手を交わし、ギターにもサインをもらい、がっちり肩を組んで写真もとってもらった。 もう鼻血が、いやそんな陳腐なもんじゃなくて鼻くそがふきでそうだ。 開演前にしゃべった客の一人が放心状態の自分をみて冷やかしにきた。 「おまえ大丈夫か?なっ!Nice Guyだろ?」 「はい〜、もう最高っす〜。」 こうして期待をはるかに上回る形でクリスにあう事が出来たのであった。しかしそれ以上に想像をはるかに超越していたのはクリスの凄まじいギタープレイだった。 (まだまだ引っ張ります、その3に続く)
2006年03月02日[12:50:37]
「音楽は麻薬と同じ…」
初めてJimi Hendrixを聞いたとき、そう思いました。 drugの氾濫したミュージシャン達の間で生まれた数多くの名曲…1960年代のロック、ソウル、R&B、JAZZ,そしてレゲエ。聴くだけで感受性の強い人はたちまちdrugでもやっているかのような気分になってしまう。泣きたくなったり、happyになったり、bad tripしそうなほど落ち込んだり、感情をいとも簡単にかき乱してしまう。そしてdrugこそが名曲、文明を生み出したというのは芸術界においては周知の事実なのです。もちろん、drugなんてやったことがないので、違いなんて知る由もありませんが。 そして私はこの音楽で泣くタイプ。何にも理由がないのに、ただその曲を聴いているだけで涙が出てくる。経験のある方はたくさんいるはず。 これまでにいろんな曲で泣いてきましたが、最近、泣けてきたのはこの人。 ![]() なぜかこのアルバムの9曲目、「Encontros E Despedidas」を聞くともう涙が止まりません。ボサノバもたくさん聴いてきましたが、ボサノバの神様、Joao Gilberto以外のボサノバで泣けたのはこの人と中村義郎の「Estate」くらいですね。かなりお勧めです。 そういえば、Joan Gilbertの日本初来日でのコンサートでも号泣してしまいました。空調設備まで切って、自分の生のギターの音と声を聴衆に聞かせることにこだわった彼。かれこれ70歳に近いというのに。生温かいというか湿り気のある温かい声で耳元でささやくかのようにボサノバを歌う彼は本当に神様でした。うんちくは旦那様にまかせるとして…。 こんなに日本でボサノバが流行っているというのに、アメリカではさっぱり。こんなにいい音楽なのになあ。 |